2015年10月31日土曜日

占いと、13年ぶりの大事な友達と再会した話

さて旅行から帰り(1週間も前にね)
ホモだちも無事に日本に帰国したのでこちらも通常営業に戻りました。

ここ一週間はなんだか気持ちが落ち着かなくて、イライラしっぱなし。
イライラというか、我慢メーターが常に振り切れてる感じ。
自分の不安定さに嫌気がさして、情けなくって泣きたくなるし、破壊衝動に駆られるし。
仕事中にもイライラして怒鳴り気味になったり、周りの人のわがままにもすぐ怒ってしまったり。
いつもの私はなかなか寛容なはず…なんだけど。
生理前でもないのにPMSみたいなこの症状、理由が分かりましたよ((・∀・)ニヤニヤ

教えてくれたのは、最近私が自分だけでなく周りの人もみんな片っ端から星座を調べて勝手に相性診断しちゃうくらいハマっている、イヴルルド遥華せんせいのハッピーフォーチュンセラピー
占いとか、完璧に信じちゃう私。
自分の情緒不安定さを大衆占い師の毎月の占いに診断してもらうレベルには、信じてる。
信じちゃうというか自分からわざわざ信じにいってしまう、新興宗教の最高のターゲット。
といいつつも、宗教に関しては今まで何も信じたことないからね、占いとか自分の利になることしか信じないのかも。
あるいは、自分が他の人の目にどう映ってるかっていうのを心の奥底では気にしてるから、客観的に何かを言われることが好きなのかもしれない、ね。

そして私はキャンドル星人でした。
うん、他に太陽とか大地とか海とかの自然界のメンバーのいる中で、謎に人工物の蝋燭星人。
キャンドルのように身を削って周りを照らしているんだって。
まじでこれ、あたしのスゴイ好きなやつ。
昔から人のために犠牲になるとか、我慢するとか、大好き。(なはずが今月はそれが無理だった)
ボランティア好きだし、お金をもらうってことがいまいちしっくりこない。
今もフリーでお金貰って働いてるけど、賃金交渉が非常に下手。。。
こちらこそありがとうございます!あ!今週の分は来週で全然大丈夫ですよ! たった20分のオーバーなのでその分のお金は結構です!(30分単位の仕事なのに)って、お金のやりとりがあるビジネスなのに遠慮してしまう。
貧乏人の性っていうか、いままで変に同一性の高いところで仲間とか友達とかと一緒に過ごしてきたから、ひとのお財布事情を妙に心配してしまうしつこい癖。
寒くなってくる=火を燃やすってことで、キャンドル星人は感情が不安定になるらしい。
たしかに10月に入ってからのパリは5度台が多くて真冬一歩手前の寒さだったから、妙に納得。
寒いし乾燥してるし、季節が変わるとどうしても心と身体がすれ違っちゃうよね。。。。と思う。
もっと自分の時間を大事にして!とも書いてあって、仕事&学校とに加えて友達の訪問とかで 、ゆっくりする休憩がほとんどなかったのを思い出した。週7のバイトと課題の多すぎる学校。脳労働とはいえ、メンタルも悲鳴を挙げてたみたい。10月で、1日中のんびりしてた日は、実はゼロだったし、時間を気にせず寝るってことすらもできてなかった。

占いって信じるも信じないもないし、特に何が変わるってわけでのないんだけど、こうして再度自分の「運勢」をみると、やっぱり意識しちゃうんだよね。。。


で、そんな衝突だらけの今週1週間で、唯一(でもないけど)楽しいニュースだったのが、13年ぶりの友達と再会したこと。もともとフェイスブックで3年くらいまえからつながっては居たんだけど、パリに来てからも少し忙しくて、それに彼女はリオンに引っ越してたからなかなか会う機会が無かったのよね。私がフェイスブックを退会wする前にメアドを送って、会おうよ!って言い捨てて去ってて、つい1ヶ月ほど前に彼女から連絡が来た。
それで、イヴルルドせんせいの10月の占いに載ってたキャンドル星人のラッキーデーだった28日に、サンミッシュで待ち合わせて会いに行ってきた。
サンミッシュ界隈のカフェなんて全然知らなかったけど、向こうがRERで来るってんで沿線を選んでみた。

相変わらず顔がちっさくて痩せ型の彼女は、別れた13歳のころから雰囲気も顔も変わってなくて、懐かしい私の大事な友達のままだった。
16時に待ち合わせて、23時過ぎまで7時間くらい英語&フランス語でノンストップで喋って飲んで食べて喋った。ちょっと控えめなところだとか家族想いなところ、あんまり冒険はしないけど意思は石の固さなところとかが、ほーんとに当時のママでビックリしたよ。
多分、向こうも私のことそう思ってただろうな。
私の押し付けがましさ(仲良しに対するジャイアン度合い)とかヘタレ具合とか、中学からほとんど変わってないし。

中学のころ2年間くらい、彼女が唯一の友達だった。わたしも、彼女の唯一の友達だった。
フランス人と日本人、ヒスパニックが中心のクラスで数少ない非スペイン語話者だったから、初日からすぐに打ち解けた。彼女が居たから英語もすぐに話せるようになったし、学校に行くのが楽しかった。彼女が凹なら私は凸ってくらい性格は正反対だったけど、なんでも秘密を うちあけられる相手で、放課後も週末も毎日電話してた。当時流行ってたネットゲームも二人でアカウント共有して遊んでたし、学校で毎日のように交換してたお手紙は、今でもちゃんと持ってる。目をつむれば彼女の家の間取りが頭に浮かぶくらい、お泊り会だってした。

水曜午後、カフェで座った途端に「煙草吸う?私は吸うの、ママには内緒ね!」って言ってきた彼女。
せっせとたばこを巻く姿を見ながら私もマルボロライトを咥えて、ああ私たちも大人になったなあと思ったわ。
リオンでの生活のこと、付き合って(た)る彼氏のこと、結婚とかPACSとかのこと(日本でよく話すような結婚の話題じゃなくてね)、母親の更年期のこと、父親の違う妹たちのこと。
そして中学校のころの思い出、好きだった男子のこと、嫌いだったチアリーダーのこと、懐かしい先生のこと、性格が良くてフレンドリーだけど2人とも敬遠してたプエルトリコ人たちのこと。フランスに戻った後のこと。高校で留年したこと、いじめられたこと、友達が少ないこと(これに関しては私も負けてないのでお互いにすごく共感できる)。
会えて本当に良かった。友達って、大事。友達を大事にすることは、もっと大事。


すごく楽しかったのに、帰り道に悲しいことが2つもあった。
 ひとつめは、その友達があまりに美しくなりすぎてたせいで、その整った顔を6時間も見つめてたもんだから、帰り道にふと窓に映ったちんちくりんのアジア人の顔を見たら、ひどく醤油臭く思えてならなかったこと。自分の中の偏見ってのは分かってる。
多分、平たい顔と立体的な顔ってののギャップが激し過ぎてびっくりしたんだと思う。目の大きさとか、自分のが以上に細く感じられて、細く感じるのは別に嫌でもないんだけど、「細く」感じたってことがショックだった。

ふたつめは、昔の懐かしい友達に会ったもんだから、今の懐かしい友達に会いたくなったこと。
あいつら、どうしてるかなあって。あの2人は、海星人と大地星人でキャンドル星人とは相性悪いはずなのに家族みたいで安心するんだよなあ。(海星人と大地星人は家族のように気が合うらしい、納得。)

うん、そんなかんじ。



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