2015年12月13日日曜日

学生ビザの話その1

さて、今日は学生ビザの話でもします。

フランスって、フランス人もみんな口を揃えて不満を垂れ流すくらいお役所仕事がトロいです。この人たちは仕事を効率にこなす気が無いんだろうなってくらいヤバイ。

日本の市役所って、入り口に警備員の人がまず立ってて、ご用件は〜?だなんて聞いてくれるよね。
そういう人が居なくても、どこに行けば何ができるのかっていうのがきちんと見えるところに分かるように表示されてて、利用者の利便性がトッププライオリティ。
市役所だけじゃじゃなくても、基本的に電話対応とか、メール対応とかもきちんとやってくれるし、割と融通を利かせてくれる。横の繋がりをあるし、自分の範疇でない案件は該当する担当者に回してくれる。

日本で利用者が神様なら、
フランスでは労働者が神様。

横の繋がりはゼロ。
自分の手に負えないことは、拒否。
融通は、効かせない。
質問には、適当に答える。
本当のところは知らない。
誰が知ってるかは知らない。
だって聞かないから。
あたしの知ったこっちゃ無い。
提出書類で欠けてるものは、基本的に本人には言わない。
聞かれたら、言う。
もう一度聞かれて、他に欠けてるものを答える。
3回目に聞かれて、全部教えてあげる。
ランチ休憩は基本2時間。
ランチの後は、仕事したく無い。
電話は取らない。機嫌悪い。
何が何でも定時上がり。
明日もまた仕事をしない様に仕事しよ。


てのがフランスね。

わたしの学生ビザの話の始まりは遡ること今年の夏。
昨年は、正直何年滞在するかも考えてなかったし、語学学校も決めずに渡仏したので、ビジタービザっていう1年限定のビザで来てました。ビジタービザは本当に取りやすくて、ペロペロっと書いた渡仏理由書だとかその他適当な書類を麻布にあるフランス大使館に提出して、1週間も経たずにビザのついたパスポートが帰ってきた。

今年は、来年の修士(かもわからないけど)の可能性もあるし、延長可能な学生ビザを申請することに。フランスではビザの変更は出来ない、みたいな話を聞いたのと、そもそも夏は日本に遊びに帰りたかったので日本で申請しました。
1年単位での語学学校の登録証明が必要だったので、なけなしのユーロをはたいて去年通っていた大学付属の語学学校の前後期の事前登録。

600ユーロなり。チーン。

日本に帰国後すぐに銀行の残高証明をゲット。英語翻訳されたものの提出が必要なんだけど、通常1週間かかりますっていわれたにも関わらず即日発行をごり押ししたらしてくれた。
あんね、日本は完全に言ったもん勝ち。

フランスの学生ビザ申請は、書類提出だけじゃなくてキャンパスフランスっていう(何のためにあるのかわからない)機関にによる面接がある。
長いから端折るけど、そんなこんなで面接及び必要書類の提出を終えて、帰国してから1ヶ月後には無事学生ビザ許可証をゲット!

しかーし!
学生ビザはつまりまだ取れてないんです。
フランス入国後3ヶ月以内に、移民局による認証印をもらわなければビザとしての機能は無くて、不法滞在になります。

入国後に、申請書とビザのコピー、そしてフランス入国日のスタンプのページをなコピーして移民局に郵送…待つこと2ヶ月。。。いや、いくら人数多いといえど2ヶ月は待ち過ぎじゃないのか。。。


しかしここで問題発生!
続く…

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