2016年1月17日日曜日

アジア系にしては可愛いと言われた話

みなさんこんにちは
いかがお過ごしですか?
今週もあっという間に過ぎて、すでに金曜夜中。
日付が変わって土曜日になりかけてます。
眠すぎて寝たのですでに土曜夜中。日付は日曜日。

さて木曜日に割と衝撃的な出会いがあったので、ご紹介。
って、これって別に恋愛日記にはなってないからね、まだね、違うよ。



今回のお相手のニックネームは、「仏教徒」で行きたいとおもいます。
14日木曜日、パリの19区にあるRosa Bonheur っていうバー的なクラブ的なお店で、ビアンのパーティーがあったので行ってきました。
ハコ自体は公園内にあるので、日中はファミリー層にも受けの良いカフェレストランみたいなところ。
最近は定期的に木曜の夜に女子イベントをやってくれるので、パリレズっ子の中では割と話題になってるお店です。

ちなみにお店の名前、Rosa Bonheurは実在した人物の名前。


ローザ・ボヌールRosa Bonheur1822年3月16日ボルドー - 1899年5月25日トメリ(フランス語版))、本名マリー・ロザリー・ボヌールMarie Rosalie Bonheur)はフランスの写実主義画家、彫刻家。動物の姿をありのままに捉えた作品を多数残した。ジョルジュ・サンドやサラ・ベルナールなどと並び、フェミニズム初期を代表する人物の一人である。

(wikipediaより引用)

そらあレズが大挙するわけだね。
レズとフェミって紙一重。なんちって。
ボヌールって幸運って意味、景気のいい店だこと。

本当は日本から遊びに来ている友達も一緒に行くはずだったんだけれども、日中身体が冷えて風邪ひきそう~と欠席。私も行くのやめようと思ったけれど、レズ友とその前の週から約束してたし、直前キャンセルって友情にヒビが入りかねないので気力を振り絞って突撃。


レズ友は友達を連れていくとのことだったので、私は仕事の後現地で合流。

そのレズ友が連れてきた友達が、今回のターゲットの仏教徒。
実際に仏教徒らしい。ベジタリアンらしい。でも手首に数珠はついてなかった。
レズ友はすでに36くらい?なので、自然とその周りの友達も年齢層高めになるんだけど、仏教徒も同年代くらいに見えた。後から聞いたら29だって。フランス人老けるの早すぎ。そのせいで私も若く見られがちで損してる。くっそう。



そのパーティーには、なんだか顔見知りやら友達の元カノやらなんやら大勢来てて、人間観察だけで酒が飲めました。あーあのヒトってあの子とくっついたんだ~とか、あれ?もうあの2人別れたの?とか。パリも2年目になると固定メンバーの顔覚えるようになりますね。ふふ。
200人くらいいるイベントで(フランスは常にミックスだし30%くらい男子もいるけど)、3時間程滞在したのに自分以外のアジア系だーれも見なかったわ。
嗚呼寂しい。
寂しいというか、なんかね、見ると安心する。
ほぼ真っ白な中に自分がいると、なんかこうちょっと不安になるんだよね。


結局ワイン4杯くらいちびちび飲んでそろそろ帰ろうかな~と思っていたら
ウィスキーにビールにワインをちゃんぽんして盛大に飲んだくれたレズ友が
「仏教徒が、あんたのこと、アジア系にしては可愛いって言ってたよ」
などという爆弾発言を投下。


問題発言すぎるだろう・・・
 と思ったんだけれども、レズ友も仏教徒もそれを全く問題だと思っていない様子。

ねえ、
アジア系にしてはってさ、つまりさ、
あたしと同じ肌の色をしている人たちはお前からすると「可愛くない」ってこと?
・・・このクソ白人中心主義野郎が!
そもそもお前に可愛いなんて言われてもちっとも嬉しくないけどよ、「アジア系にしては」ってのを入れたせいで私の中のお前の価値が地中6フィート下に落ちたよ。ばいばい。残念。また再来年。


バーは12時までだったので、そんなこと言ってるまにも電気がついて撤収の雰囲気に。
そしたら仏教徒、「これからどうする?二人でのみに行かない?」なんて聞いてきやがった。

「いかねーよバーカ」と思ったけど、それは口に出さず、
レズ友がちょっと酔ってて心配だから家まで送ってく~と受け流した。
諦めない仏教徒、「じゃあそのあとうちに来てディズニー映画でも見る?」






ディズニー映画・・・






あんたあたしに何したいの?
口説かれてんのか何なのかよくわかんないっス。
そもそもヤりたいの?それともなんかキメてんの?
もっとましな口説き方あるだろうに。



ばっかじゃないの?って目でチロッと見て、考えとくわとだけ答えた私。

とりあえずレズ友を連れてメトロの駅まで歩いてってたら、私も遊びに行く~と仏教徒ついてきやがった。チッ。
木曜はメトロが終わるのが早いので、終電2,3本前くらいでレズ友宅に到着。
家に入るなやいなやいきなりサンドイッチを作って食べ始めるレズ友と仏教徒。
何かがおかしい。
でも日本ではこういう時に一蘭行っちゃうよね、と思い出して妙に納得。



陽気に笑い転げるレズ友をベッドに押し込んで、さあ帰ろうとメトロに戻るも、終電すでに去りし後。
気温が0度近いけど歩いて帰るか・・・(タクシーは危ないからめったに乗らないのです)と思ったら、
「じゃあやっぱりウチに行こうよ、ここから近いよ~」と仏教徒がニヤリと悪魔のささやき。
てめえもしかしてサンドイッチくって時間稼ぎしたな・・・


寒いし、疲れたし、家に帰っても自分のベッドで寝れるわけでもない(友達に部屋を明け渡してるので母のダブルベッドを間借りさせてもらってる)ので、しゃーねーなーと家に行くことにしてしまった。
私軽い。
でも夜中の2時ごろに外で歩いてると、だいたい楽な方を選んでしまうよね、人間。



果たしてノコノコついていくことになった私。
神社仏閣は全然近くなかった。むしろ私の家の方が近いんじゃないのレベル。


時間を忘れたころに到着すると、可愛い人懐っこい黒猫がお出迎え。
わたしは甘えん坊な猫にめっぽう弱いので、このへんで仏教徒の株が少し回復。
(といっても差別発言を忘れたわけではない)

誰も連れてくる予定じゃなかったから~と洗濯物が部屋のど真ん中に干してあるし、いかにも脱ぎたてブラがソファーに鎮座ましましてるし、(私ほどではないけれど)なかなかの汚部屋。
それでもちゃんとダブルベッドなので、ちょっと嬉しい。←
お茶を入れるよ、これジャパニーズティーでしょ~と見せられた茶筒には、CHINAと大きく書いてありました。
天然なのかな?



部屋をぐるぐる見渡してみると、「仏教徒」らしく仏壇が置いてある。
そしてその横には日本人っぽい中高年の夫婦の写真が。
キッチンでお茶を沸かしてる仏教徒にこれ誰?と聞くと

イケダダイサクセンセイとオクサマ !


と元気な答えが返ってきました。
オーワオ。
あれ?
え?


というわけで今日はこの辺で。
明日続きを書けたら書いてみます・・・


















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